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賃貸併用住宅をオススメする理由:時間とお金のおはなし

賃貸併用住宅BANK’S HOMEは、
弊社代表取締役が「時間」と「お金」で失敗した経験から、5年の開発期間を経て生まれたものです。

「お金と時間のバランス」を保ち、幸福度の高い生活を送るために、
賃貸併用住宅をオススメする理由をお伝えします。

 

銀行は何を売っているのか

皆さんは銀行が何を売っているか、ご存知ですか?

この質問は、約20年前に私の営業の師匠から問われたものです。
当時、30歳前後だった私には、正解が出せませんでした。
みなさんは、何だと思いますか?

その答えは、「時間」です。
なぜ銀行が売っているものが「時間」なのでしょうか?

銀行は企業や個人に「お金」を貸して、その利息が利益になりますよね。
例えば、住宅ローンで考えてみましょう。

「30歳、会社員、年収600万円、貯蓄額500万円、賃貸に居住している」男性が、4000万円の家を買う場合、頭金をいくら入れるかは別として、住宅ローンを借り入れて念願の持ち家を手にするのが通常だと思います。

でも、住宅ローンという融資自体が存在しなかったら、この男性は4000万円を貯蓄できるまで欲しいと思う家を手にすることはできません。

4000万円を貯蓄するまでに、何年かかるでしょうか?
今住んでいる賃貸住宅の家賃を払いながら、頑張って年間200万円を貯めていったとしても、20年かかる計算になります。

念願の持ち家を手にできるのは、この男性が50歳になった時……。
もし、30歳の時点で子どもが生まれていたとしたら、20歳の大学生です。もしかしたら、家を離れて一人暮らしを始めているかもしれません。

銀行(住宅ローン)がなくても、お金を貯めれば家を買うことは出来ますが、20年後のために住宅購入資金を貯め続けるのは、なかなかしんどいですよね。

お気づきと思いますが、銀行は、この男性が「20年後」にしか買えないはずの家を、「30歳の今」買えるように、「20年という時間」を売っていたのです。

実は、時間を売っているのは、銀行だけではありません。農業を営んでいる人、牛を育てている人、レストランで働く人、警察官、学校の先生、企業で働くサラリーマンなど。

私もあなたも「時間」を売っているのです

最近、書店で購入した本が、まさに「時間」と「お金」の本質について書いていました。百田尚樹さんの「新・相対性理論 人生を変える時間論」という本です。

 

人間社会は「時間」の売買で成り立っている

例えば、あなたが広告代理店で営業をしているサラリーマンだったとして、1ヶ月に20日間働いているとします。月収40万円だとすると、毎日2万円を稼いでいることになりますね。あなたは広告を販売していると思って働いていますが、会社からすると、あなたの時間に対してお金を払っていると考えることもできます。

出社時間も加味して、毎日平均10時間働いているとすると、時給は2000円となります。家族や友人、趣味に費やす時間を割いて、会社に人生(時間)の一部売って仕事をしているのです。

そして、稼いだお金で、「他人の時間を買って」生活が成り立っています
もし、時間が無限にあれば、自分でお米を栽培して、牛を育てて、野菜を作って、料理を毎日作り、家も自分で建てることが出来るかもしれません。
自分の時間では出来ないことを、他の人が時間を割いて用意してくれている商品やサービスを買って生活をしている。つまり、他人の時間を買っているのです。

1時間、1日、1年の「自分の時間をどれだけ高く売れるか」で貧富の差も決まってくるともいえます。

年齢が若いうちは、自分の人生(時間)に限りがあるなんて意識しながら生活をしている人はほとんどいないと思います。しかし、人生100年時代とはいえ、いつかは人生の終わりを迎えます。限られた「時間」をいかに有効に使えるかは、大きな課題ではないでしょうか?

 

BANK’S HOMEを開発した理由

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30歳で結婚し、すぐに子どもを授かったので、妻は仕事を辞めて専業主婦になりました。当時は賃貸マンションに住んでいたのですが、家賃と同程度の金額でローンが組めたら資産にもなると思い、ボーナス払いも設定しマンションを購入することにしました。

そうして私のローン支払い生活がはじまりました。今では考えられないことですが、帰宅はほとんど終電です。翌朝は5時半に起きて会社に向かいます。私は愛する家族のために、一生懸命働いているつもりでした。
しかし、家族と過ごす時間は、ほとんどありません。特に妻にとっては、いわゆるワンオペ育児。こんな状況が続けば、ひずみが生まれてくるのは当然です。

そんな生活が10年ほど続いた頃、私自身が体を壊してしまいました。2週間ほど検査入院をする中で、今までの生活を考え直す時間ができ、独立を決意。円満に独立することはできましたが、残念ながら妻との関係は修復できず、離婚に至りました。

妻が専業主婦になったことで足りなかったお金は、もしかしたら月に10万円程度だったかもしれません。しかし、1年間で120万円、10年あれば、1,200万円、30年だったら3,600万円。家が建つくらいの力を持つ金額です。

その10万円のために、家族と過ごす時間を削ってまで働き、体を壊して、家庭もうまくいかなくなった。お金が全ての原因ではありませんし、私の人間としての未熟さが起因していますが、今考えると「お金と時間のバランス」というものは、非常に大きな要因であったと感じています。

その経験が、賃貸併用住宅BANK’S HOMEを開発した真の理由です。

家族と自分自身の幸せのために、仕事をしていたはずなのに、家庭も身体も壊してしまいました。子どもたちとは今でも良好な関係ですが、本当に申し訳ないことをしたと今でも悔やんでいます。
私自身の失敗と住宅、賃貸業界での経験を活かして、同じような境遇に陥ってしまっている人の助けになるものを生み出したいと考え、5年の開発期間を経て生まれたのがBANK’S HOMEです。

 

賃貸併用住宅は「自分の時間を使わずに、副収入が得られる」

賃貸併用住宅という住まいの選択肢は、低金利の住宅ローンを活用して、自分自身の住宅資産=持ち家を得て、賃貸部分から家賃収入=副収入が得られる唯一無二の住宅購入方法です。
賃貸併用住宅を建てる場所によって家賃収入は変わりますが、毎月10万円程度の家賃収入は確保できる場所がほとんどだと思います。

仮に、賃貸に家賃を払って住んでいるご家族が、今の仕事の収入だけでは生活に余裕がなくなって副業を始めたとします。同じ10万円を稼ぐのに、どれくらい時間を消費することになるでしょうか。

時給1500円稼げるとして、1日8時間働いて1万2000円ですから、月に8日以上働かなくては10万円の副収入を得ることはできません。年間で100日もの時間を消費する計算になります。
ほぼ休みなしの毎日で、家族や友人との時間や、趣味や旅行に費やせる時間はごくわずかになってしまいます。自分の時間は、本当に大切にしたいことに使いたいものです。

この記事のまとめ

  • 自分の「時間」を売り、他人の「時間」を買って生活している
  • 限られた「時間」の使い方を意識しなければならない
  • 「お金を時間のバランス」こそ幸福度を左右する
  • 賃貸併用住宅は、自分の時間を使わずに、副収入が得られる唯一無二の住宅購入方法

 

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