賃貸と持ち家、どっちが良いの?

住まいのことを考えるとき、賃貸にするか、持ち家にするか、迷う人は多いと思います。
ファイナンシャルプランナーの立場から言いますと、圧倒的に持ち家です。社宅など会社に家賃を負担してもらっている場合は、「持ち家より、賃貸の方がお金がかからない」と感じるかもしれませんが、それは違います。大きな勘違いです。その制度がいつまで続くかわかりませんし、運良く定年まで社宅に住むことができても、退職したらご自分で賃貸住宅を探さなければならないのですから。

ある生命保険会社にお勤めの方がいました。その方は借り上げ社宅にお住まいでしたが、55歳で制度が変わり、その家を出ていかなければならなくなったのです。そこで戸建てかマンションを探し始めました。55歳はローンを組めるかどうかという、ギリギリの年齢です。ローンを組めたとしても10年から15年で支払いを済ませるか、親子でローンを組むリレーローンにしなければなりません。
家賃が格安だったので、いずれは定年になり社宅を出ることをライフプランに組み込んでいれば貯蓄をして備えることもできましたが、その方は将来について真剣に考えていなかったのでしょう。

 

老後に安心して暮らすために、自分の家を持ちましょう

今の日本では、お年寄りだけで賃貸住宅に住むのはとても難しいという現実があります。老後に住むところがなくなってしまうかもしれないので、「絶対にお家を持ってくださいね」ということになるのです。

「家を買う」ということは、ライフプランの中でも大きなイベントです。どんな家をどこに建てるのか、できるだけ早く計画を立てて備えることが必要です。
お子さんをどういう環境で、どんなふうに育てたいか、そして将来、お子さんが独立して家を出たあとまで考えて、お家を選んでください。

東京都内か横浜の中心部に住みたいと考えているのなら、マンションを購入することをお勧めします。なぜなら、売ることもできますし、貸すこともできるからです。
戸建ての場合は、将来的に最悪のシナリオになることもあります。サザエさんの家を例にとって考えてみましょう。平屋で、たくさんの数の部屋があるけれども、将来は子どもたちがみんな出ていって使わない部屋が増えて、売りづらい家になっていく。そんなシナリオが描かれるのです。

少し郊外でも良いから戸建てに住みたいと思うのなら、注目したいのが賃貸併用住宅です。老後に住む家を持ちながら貸すこともできます。また、退職後に年金以外の収入を得ることもできるのです。お部屋を貸すためには、それなりの工夫や努力が必要になりますが、住宅ローンの範囲内で建てることができるかどうかを含めて、一度考えてみることをお勧めします。

 

 

 

川西 こうじ

七福計画株式会社 代表取締役。⼤学で機械⼯学を専攻後メーカーに就職し技術職、営業職として活躍していたが、阪神淡路⼤震災での罹災を機に⽣命保険業界へ転職する。直営代理店経営を経て、より細やかなサービスを⽬指して保険代理店「七福計画」を設⽴。これまでのコンサルティング数は500社を超える。

 

 

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