土地活用の際にオーナー様が一番気になるのは「利回り」だと思います。
今回は「賃貸併用住宅は一般的なアパートより利回りが劣るって聞くけれど、実際どうなんだろう?」という疑問にお答えします。
目次
賃貸併用住宅の利回りは?
所有地があり土地活用として賃貸併用住宅を建てる場合は利益が生まれます。
ただ、賃貸併用住宅ではオーナーの居住スペースがあるため一般的な賃貸物件ほど高い利回りは期待できません。
1、賃貸併用住宅としての利回り(賃貸+自宅)
賃貸併用住宅も賃貸部分の戸数や構造によって大きく利回りが変わるので、
弊社で扱っている賃貸併用住宅BANK’S HOMEの実例を元にお伝えします。
BANK’S HOMEは、ファミリータイプ1世帯が賃貸部分の住宅ローンで購入できる賃貸併用住宅です。
2020年に横浜市緑区に完成した物件に基づいて計算すると、利回りは4.9%となりました。
賃貸が生み出す利益は少なめですが、安定経営ができる数字だと思います。
2、全部賃貸として貸す場合の利回り(すべて賃貸)
転勤などの引越しや住宅ローン完済後の引越しで、全部賃貸として貸すこともあるでしょう。
その場合のBANK’S HOMEの利回りを見ていきます。
3LDKを2世帯貸すと、利回りは9.8%となります。
一般的なアパートとマンションの平均の利回りが8~10%といわれているので、賃貸経営としては問題ない数字といえるでしょう。
他のアパートと利回りを比較する
同じような土地条件で完全賃貸のアパートを建てた場合の利回りと比較してみましょう。
弊社は賃貸併用住宅のほかに女性向け賃貸アパートPRIMAを扱っております。
ここではPRIMAの実例の利回りを見ていきます。
先ほどのBANK’SHOMEと場所は異なりますが、同じくらいの家賃相場である金沢八景の収支シミュレーションです。
利回りは10.19%となります。
この物件は75坪の土地ですが、60坪でも同じ部屋数を確保できます。
このように、一般的な賃貸物件のほうが利回りは倍ほどになります。
土地活用として賃貸併用住宅が向いている場合とは
一般的な賃貸物件のほうが利回りが高いのに、賃貸併用住宅を土地活用として利用するメリットはあるのでしょうか?
賃貸併用住宅を所有地に建てる最大のメリットは、
マイホームとアパートを同時に建築できるので、マイホーム代を浮かせることができる点です。
なので、土地活用としての賃貸併用住宅は
・オーナー自身がマイホームを購入しようとしている
・オーナーのご家族(お子様など)がマイホーム購入を検討している
・賃貸併用住宅に引っ越して、自宅の土地のアパート建築を考えている
など自宅の購入・引越しを検討している方に向いています。
また、賃貸の部屋にのちのち親や子世帯も住むこともでき、2世帯住宅としても活用することができます。
住宅を2世帯にリフォームするのは1000万円以上かかるといわれているので、いつか2世帯住宅にしたいとお考えの方にもオススメできます。
賃貸併用住宅は利回りにこだわりすぎない
賃貸併用住宅は収益物件でもありますが、自宅でもあります。
利回りだけを考えて、快適さを損なって住みにくくなっては本末転倒です。
また、利回りをあげるために賃貸部分のコストを下げると、人気のない部屋になり賃貸経営が傾く可能性もあります。
賃貸併用住宅の利回りはアパートやマンションより低くなりますが、
金利の低い住宅ローンを利用できるうえ、家賃収入で自宅部分のローン返済が軽減できます。
マイホーム建築と土地活用をお考えの方は、ぜひ賃貸併用住宅をご検討ください。
弊社では、ファミリータイプ1世帯を賃貸にできる賃貸併用住宅を扱っています。
土地条件を踏まえて2階建てのアパート等を検討されている方にオススメです。
詳しくはこちらからご参照ください。
バンクスホーム オフィシャルサイト
この記事のまとめ
- 賃貸併用住宅は、利回りや利益が一般的なアパートより劣る
- 賃貸併用住宅は、アパートとマイホームを同時に建てられるので建築費が浮く
- 賃貸併用住宅を全部貸し出した際の利回りは一般的なアパートと変わらない
- 賃貸併用住宅はマイホームの購入や引越しを検討している方におすすめ
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