共働きと専業主婦のメリットとデメリットとは?

夫が外で働き、妻が家庭を守る。それが常識だった時代には、専業主婦がたくさんいました。内閣府の調査によると1980年から共働きの世帯数は年々増えていき、1997年には専業主婦のいる世帯数を上回り、2012年頃から共働き世帯が急増しています。

共働き世帯の大きなメリットは収入面です。
2人で仕事をしていれば経済的に余裕があり、お子さんの教育やご家族の趣味にお金をかけることができます。また正規雇用で安定した収入があれば、どのタイミングで家を購入するか、老後のためにどのような備えをすればいいのかなど、ライフプランも立てやすいのです。

ただし働き手が2人いるので、職場でのお付き合いに必要な出費が2倍になります。また奧さんが働いている間は、お子さんを誰かに見てもらわなければなりません。待機児童が問題になっている時代ですから、保育費が高くても預かってもらえるところを探すか、ベビーシッターにお願いすることになります。収入のほとんどが保育費に消えてしまうという人もいるようです。

 

親世帯との距離が近ければ、デメリットが少なくなります

専業主婦のメリットは、お子さんやご家族のために時間を使えること。とくにお子さんが小さいうちは、いつでも側にいて成長を見守ることができるのです。初めて笑った、初めて寝返りをうった、初めて立った、そんな瞬間にはご主人でも立ち会えないことがあります。まさに専業主婦の特権です。

もちろん共働きより収入は少ないので、倹約や節約が必要になりますから、その点を考慮したライフプランをつくる必要があります。
たとえば家を建てたいと思うのなら、親御さんから援助を受けて同居をするのも1つの方法です。住宅ローンの負担が少なくなりますし、親御さんにも可愛いお孫さんにいつでも会えるというメリットもあります。あるいは収入のデメリットを補う、賃貸併用住宅を建てるという選択肢もあります。その場合は、奧さんの実家に近い場所を選んでください。

奧さんの実家近くに住むことは、共働きのご夫婦にもメリットがあります。
日本には昔から、実家で子どもを産んで育てる「里帰り出産」という風習があって、それは今でも続いていますよね。実家が近くにあれば、わざわざ里帰りをしなくても良いですし、仕事に復帰してからもお子さんの面倒を見てもらうことができるので安心です。

ご自分の人生に「子どもをつくる」というプランがあるのなら、奧さんの実家の近くに住むことを前向きに検討してください。

 

川西 こうじ

七福計画株式会社 代表取締役。⼤学で機械⼯学を専攻後メーカーに就職し技術職、営業職として活躍していたが、阪神淡路⼤震災での罹災を機に⽣命保険業界へ転職する。直営代理店経営を経て、より細やかなサービスを⽬指して保険代理店「七福計画」を設⽴。これまでのコンサルティング数は500社を超える。

 

 

 

【BANK’S HOMEでゆとりある暮らしを楽しみませんか?】

今までの新築住宅にはなかった新たな発想の家が、BANK’S HOME(バンクスホーム)。
住宅ローンで建てた住まいの半分を賃貸にして、家賃収入を得ることで、そのお金をゆとりある暮らしや貯蓄に活用することができます。
これから家を持ちたい方へ。ゆとりある暮らしや未来の夢を叶える、BANK’S HOMEを検討してみませんか?

詳しくは「BANK’S HOME」オフィシャルページでご紹介しています。
ぜひご覧ください!

『BANK’S HOME オフィシャルサイト』
https://www.banks-home.com/